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前回は、 Mac OS X に MAMP （マンプ）をインストールしました。

MAMPインストール直後の初期設定は、http://localhost:8888/　にアクセスをすることで ドキュメントルート を参照できますが、 このURLの　:8888　という部分（接続ポート）が若干わずらわしいので、http://localhost/　でドキュメントルートを参照できるように、MAMPの設定を変更します。

MAMPの設定を確認する

MAMPのコントロールパネルを開いて、WEBサーバー（Apache）を起動しておきます。

MAMPのコントロールパネルより、 「環境設定」 をクリックします。

メニューから、 「ポート」 を選択します。

「Apacheのポート」に注目をすると、初期設定での接続ポートが 8888 になっていることが確認できます。

続いて、メニューから「Apache」を選択します。

つまり、MAMPの初期設定では、公開ディレクトリ（ドキュメントルート）は /Applications/MAMP/htdocs/ になっていて、
公開ディレクトリをブラウザで確認する場合のURLは　http://localhost:8888/ ということになります。

MAMPをインストールしたばかりだと、公開ディレクトリにファイルが存在しないため、
ドキュメントルートのアクセス画面は以下のように表示されます。

試しに　/Applications/MAMP/htdocs/　に　index.html を作成して、http://localhost:8888/　にアクセスしてみてください。

http://localhost:8888/　にアクセスをすると以下のような内容が確認できると思います。

ドキュメントルートのURLと、ドキュメントルートのファイルパスの関係性が確認できましたね。

ファイルやディレクトリを追加する場合には、この　/Applications/MAMP/htdocs/　配下にファイルを作成していくことになります。
試しに、/Applications/MAMP/htdocs/　に dummyフォルダを作成し　index.html　を設置しました。

http://localhost:8888/dummy/index.html　にアクセスをすると、以下のような画面が表示されます。

MAMPのポート番号を変更する

MAMPの初期設定では、WEBサーバーのポート番号が　8888　となっているので、ブラウザでアクセスをする際にホスト名（localhost）の右辺にポート番号を指定しなければなりません。

通常、一般のWEBサーバーは、ポート番号が　80　に設定されており、この　80番ポート　はURL上省略することができるようになっています。
MAMPでもポート番号を省略したURLでアクセスできるように、接続ポートを　80番 に設定します。

コントロールパネルから「環境設定」をクリック。

「OK」　をクリックして設定を反映させます。

赤枠のクルクルが回っている間、裏側ではMAMPの設定変更と　Apache　の再起動がおこなわれています。 焦らず完了するまで待ちましょう。

再起動が完了したら、「スタートページを開く」　を開きます。

URLを確認すると、先程の localhost:8888 の :8888が消えていることが確認できます。

先程作成をしたダミーページへもアクセスしてみましょう。

http://localhost/dummy/index.html でアクセスができることが確認できます。

これで一般のWEBサーバーのように、ポート番号を省略したURLでアクセスできるようになりました。