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あなたの常識がスケジュールを遅らせる「仕事は半分の時間で終わる!」

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どれだけ頑張っても終わらない仕事。どれだけ頑張ってもスケジュール通りに進まない仕事。

そのような日々が続くと、他のメンバーに迷惑をかけてしまったり、落ち込んで1日が終わったりと、楽しいはずの日々が憂鬱になってしまいます。
そんな私も日々のスケジュール管理にはとても悩まされていました。

今回ご紹介する「あなたの常識がスケジュールを遅らせる 仕事は半分の時間で終わる!」(著:津曲公二、清水茂)では、そんな仕事のスピードやスケジュール管理に悩める人が、具体的にどのように仕事を進めてれば自分も周りも幸せになれるのかを、具体的な例や理論・法則と共に大変分かりやすく解説しています。

がんばるだけでは仕事は終わらない

「がんばるだけでは仕事は終わらない」
ドキっとする見出しから始まる第1部。良い意味でも悪い意味でも、がむしゃらに仕事に取り組んでしまっている方は、新人社会人の中には多いのではないのでしょうか。

本書の第1部は「こんなことあるある」と思ってしまう仕事の失敗例が紹介されています。
まだまだ仕事の進め方が上手くない私も思い当たることが多く、「あの時のあの失敗はこれが原因だったのかもしれない」「あの時こんな風に考える事ができていたら結果が変わっていたかもしれない」というように、今まで携わってきた仕事を思い返しました。

中でも「パーキンソンの法則」「学生症候群」「凡俗の法則」の話は、何となく日々の生活で感じていたことを、「現象」として理解することができ、今後の生活を変え得るほどの大きな衝撃を受けました。

誰も教えてくれなかった 仕事の正しい進め方

第2部では、第1部で「こんなことあるある」と思った事柄について、根性論・精神論の話では全くない具体的な解決方法が紹介されています。

例えば、スケジュールの立て方。まず、バッファーを全く含まない「最短のスケジュール」と、確実に終わらせることのできる「余裕のスケジュール」を立てます。そして、「最短のスケジュール」と「余裕のスケジュール」の差の半分をバッファーとし、「最短のスケジュール」に足す方法です。この方法を行うことで「余裕のスケジュール」よりはスリムで、「最短のスケジュール」に対して程よいバッファーを持たせられるので、計画したスケジュールを守ることができます。

わかっているようで全くわかっていなかった仕事の進め方。実際に第2部で紹介されている解決方法を実践してみると、仕事で抱えていた不安や迷いがスッキリし、仕事も早く終えられる事が多くなりました。
正直、本当に?と、少し疑っていた「仕事は半分の時間で終わる!」のタイトルに偽りはありません。

おわりに

本書は読んでいるうちに、自然と自分の仕事に置き換えて考えていて、「明日からこう進めてみようかな」と、これから仕事を上手く進めていくための方法が具体的に思い浮かんできました。

まだ仕事の進め方に悩んでいる新人が手にすることができれば、それは今後の仕事人生すべてに関わる大きな財産を得られると思います。悩んでいる分だけ本書にのめり込み、あっという間に読み終えてしまいますよ。

あなたの常識がスケジュールを遅らせる「仕事は半分の時間で終わる!」
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津曲公二、清水茂 著 ダイヤモンド社

この記事を書いた人

長島裕樹

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