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OSって何?

こんにちは!それからデザインの佐山です。
「今さら聞けないインターネット活用ブログ」第1回目!
このブログでは、インターネットやパソコンにまつわる用語活用法などを基本の「き」から、ホームページを活用して結果につなげるためのあれこれまで、いろいろ取り上げていきたいと思っています。

今回のテーマ「OS」。みなさんはOS、聞いたことありますか?2年ほど前までほとんどといっていいほどウェブ業界の知識がなかった私は、当時「パソコンのOSなに?」と聞かれても答えられず、恥ずかしい思いをしたことがあります。電気屋さんでパソコンを買おうとするときも、まず真っ先に「OSは何になさいますか?」と聞かれます。そんな問いに答えられるようになるために、簡単にご紹介したいと思います。

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OSとは?

OSとはOperation System(オペレーティング・システム)の略で、直訳すると「案内システム」となります。

具体的には、例えばWindowsやMac(Macintosh)が広く知られているOSの代表です。「あ、私のパソコン、ウィンドウズ!」と思った方、そう、あなたのパソコンのOSはWindowsです。そして、マックとは、あの「オシャレな人がスタバなどで使っているイメージ」がある、あのスティーブ・ジョブスの「Apple」のMacです。

OSの役割は、キーボードやマウスなどから入力した情報をアプリケーションに伝える、ということです。あなたがワードやエクセルなどのアプリケーションソフトをパソコンで使っているとき、キーボードなどで入力した情報をアプリケーションに届けているのがOSです。パソコンの中の案内役みたいなものですから、直訳の「案内システム」もあながち間違いではないかもしれません。

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なぜOSが違うとソフトも違うの?

パソコンでゲームやワープロ・表計算などさまざまなアプリケーションを動かすとき、それらは通常OSごとに開発されます。同じワードソフトでも、Windows用とMac用があったりしますよね。これは、OSごとに情報の伝え方や処理の仕方が違うからなのです。

ワードやエクセルなどは、Windows用もMac用もありますが、あるOS限定で開発されているアプリケーションなどもあるため、OSによって使えるアプリの種類や数・質も異なります。つまり、WindowsからMacに買い換えるとなると、今まで使っていたアプリケーションのソフトを持っていたとしても、OSが違うと使えない可能性があるということ。だから、パソコンを買う際にはまず真っ先に「どのOSの機種にしますか?」と聞かれるんですね。

いろいろなOS

windows(ウィンドウズ)
マイクロソフトが1985年に開発した現在最も有名なOS。1995年に発売されたWindows 95により爆発的普及を見せ、その後「windows 98」「windows XP」「windows vista」「windows 7」「windows8」とバージョンアップを重ねている。PC市場の9割のシェアを誇るが、パソコンの本体価格を押し上げる要因になっていたり独占禁止法に問われるなど、様々な問題も生じている。

Mac OS(マックオーエス)
1984年にアップルが開発したOSで、iMacやiBookに搭載されている。マウスの利用を前提としており、GUI(グラフィカルユーザインタフェース)を採用した元祖と言われている。OS市場におけるシェアはそれほど高くないが、洗練されたデザインのアップル製品(マッキントッシュなど)を好む一部熱狂的ユーザからの支持が厚い。特に、写真や出版業界などグラフィックを用いる現場で重宝されている。

UNIX(ユニックス)
1969年にAT&T社が開発した無料のOS。現在多くのサーバに使用され、インターネットを構築する上で多大な貢献をしていることでも有名。また、大学などの教育機関や政府・官公庁にも導入され、その後のオープンソース化の流れの中で様々な派生OS(LinuxやFreeBSD)が生まれ、世界中のボランティアや愛好者から支持を得ている。

Linux (リナックス)
コンピュータ用の OS(オペレーティングシステム)の一種。もとはIA-32アーキテクチャのCPUを搭載したPC/AT互換機専用として開発されたが、その後、他の多種多様なハードウェアプラットフォームにも移植されていった。現在では特にサーバ、メインフレーム、スーパーコンピュータ用のOSとして首位を走っている。2010年10月現在、上位500のスーパーコンピュータのうちの90%以上はLinuxを使用している。

この記事を書いた人

佐山祐紀

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