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2015年度社員旅行 レポートその2

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8月12日〜8月14日の3日間、それからデザインは夏季休業でしたが、私は17日にコンサートに行く予定があったので「ライブ休暇」を使ってもう1日お休みを延長させていただきました。
この「ライブ休暇」は、音楽活動や文化的活動、または社会貢献活動をする際に年1回取得することができるそれからデザイン独自の休暇制度。音楽好きな社員が多い弊社ならではですね!

さて、今回は社員旅行レポートの2回めです。塩竈の和・洋菓子メーカー「梅花堂」さん、仙台の伝統的な駄菓子メーカー「日立屋」さんをご紹介します。

塩竈の和・洋菓子メーカー「梅花堂」

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大正7年に創業し、塩竈で銘菓を生産しつづけてきた老舗の和・洋菓子メーカーである「梅花堂」さん。一番人気の商品「東太平洋」は、地元では各家庭に常備されているというほど愛されているお菓子だそうです。
東日本大震災の津波により本店と工場が流出するという甚大な被害を受けましたが、再生に向けて弛まぬ努力を続けられ、3年半の月日を経て工場を再建、本店を再オープンするに至りました。

再建をきっかけにして行われたのは、デザインのリニューアルと統一。これまでは包装紙もロゴもその時々で作られてしまっていたため複数存在している状況だったのを統一することで、ブランディングだけではなく経費の削減にもつながったそうです。また、パッケージのリニューアルとあわせて、カタログの制作や各種媒体に掲載する写真を統一させるためにデータを納品するなど、新たなイメージでブランドが展開されています。

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今回のリニューアルはファンに応えるための第1弾の取り組み。本店の再オープンにあたってはビラ配り等で地道に宣伝した成果もあり、確かな手応えを感じているとのこと。今後の更なる展開が楽しみです。

梅花堂

宮城県塩竈市北浜4-7-3
TEL:022-362-1043
ウェブサイト:http://www.baikado.com/
オンラインショップ:http://www.sendaimeiten.com/maker/baikadou/index.html

仙台の伝統的な駄菓子メーカー「日立屋」

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伝統和菓子「仙台駄菓子」の老舗である「日立屋」さん。近年では家族構成の変化に伴い、昔ながらの駄菓子へのニーズにも変化があったようです。
そこで実施されたのが新たなニーズを捉えるための顧客調査。その結果見えてきたのは、これまでの大ぶりな駄菓子ではなく、小さなサイズを少量だけ購入したいというニーズ。調査結果をもとにターゲットにあわせた小さい一口サイズ・少ない量の新ブランド「chacco(ちゃっこ)」を立ち上げました。名前の由来は「小さい」を意味する仙台の方言「ちゃっこい」から名付けられました。

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やみくもに新しい商品を開発しても、なかなか成果は現れにくいものです。同じ商品でも、ターゲットが異なればネーミングからパッケージ、販売方法まで異なります。「chacco」はそれをよく表している新ブランドではないでしょうか?

仙台駄菓子本舗 日立屋
仙台市宮城野区小田原1-4-7
TEL:022-297-0525
ウェブサイト:http://www.sendaidagashi.com/
オンラインショップ:http://www.sendaidagashi.com/

次回のレポートでは仙台のドーナツカフェ「Cafe nijineco」さんをご紹介します。

この記事を書いた人

永渕百合子

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