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ブランディングの第一歩「他社との違いを探す」

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企業はブランドを確立することで顧客の共感や信頼を獲得し、価値を高めることができます。自社のブランド価値そのものを、 たくさんの人の心の中に共有してもらえる、という状況は多くの企業が望むことでしょう。

ブランドを確立するためには、顧客に自社のことを認識してもらうことが必要で、企業側としては「自社がどのような企業なのか」を表明することが必要になります。

では「自社がどのような企業なのか」を表明するにはどうすればいいのでしょうか?

他社との違いを探す

私たちが関わるプロジェクトの多くはWEBを中心としたブランディングプロジェクトです。しかし、クライアントから「こういうブランドを作ってほしい」という依頼が最初からくるわけではありません。
自社の特徴もわからなければ、何を発信していけばいいかもわからない、といった状況でご依頼をいただくことも多くあります。

かと言って、そういったクライアント企業は特徴の全くない企業かというと、そうではなく、多くの場合、クライアント企業は自社の特徴や良さに気がついていません。

そのような中、私たちが最初にやるのは徹底的なリサーチです。

クライアント企業が他社と「どう違うのか」を明らかにすることは、ブランディングの第一歩と言ってもいいでしょう。
ここでは、私たちがブランディングプロジェクトで行う、他社との違いを探すためのリサーチについてご紹介したいと思います。

同業他社をリサーチ

まずは同業他社についてリサーチをします。クライアントへのヒアリングに加え、独自にリサーチして、クライアント企業と同種の商品・サービスを扱う企業を可能な限りたくさんピックアップします。

このピックアップの際に気をつけなければならないのが商圏です。
例えば東京都世田谷区で営業するカフェの競合というと、同じ世田谷区のカフェになりますが、コーヒー豆をインターネットで販売しているカフェなると、日本全国の企業あるいは海外企業が競合となる可能性もあります。競争が起こりうる同業他社という点に気をつけて、企業をピックアップします。

ターゲットのリサーチ

つぎに、クライアント企業のターゲットをリサーチします。上述のように同じモノを扱っていてもターゲットユーザーが明らかに違えば、競合とならない場合もあります。ライバルは同業であるとは限りません。例えば、”空腹を満たす”というニーズに応えるのは、飲食店であるかもしれないし、あるいはスーパーマーケットであるかもしれないのです。

クライアント企業のターゲット属性について以下のような点についてチェックし、同業以外の競合企業を洗い出します。

・年齢
・性別
・住所
・職業
・嗜好 .etc

”違い”を見つける

企業をピックアップできたら、その企業の扱う製品、サービスについて以下のような点をチェックし、他社と比較して”違うところ”を探します。

Product・・・製品の機能・サービスの内容
Price・・・価格
Place・・・流通・販売チャネル
Promotion・・・プロモーション・広告宣伝、販売促進

このうちの一つでも、他社と差別化できることがあれば、それを手がかりにブランドを構築できる可能性があります。
また、例え一つもなかったとしても、得意な一つを伸ばすことで、今後、ブランドに育つ可能性もあります。

他社との違いを明確にすることで、自社が何に力をいれるべきかが見えてくるのです。

まとめ

ブランディングは差別化とも言い換えられますが、自社の特徴や、他社との違いを把握しないまま、美しいデザインや言葉だけでブランドを確立することはできません。
まずは他社との違いを把握することから始めるのが最も近道だと言えるでしょう。

上記以外にも、ブランディングプロジェクトの過程では、たくさんのリサーチを行います。またの機会に別のリサーチについてもご紹介したいと思います。

この記事を書いた人

nagai

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