日記 /

音楽で一息

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毎週、デザインのこと、プログラムのこと、マーケテイングのことなど、真面目な内容で更新を続けている、それからデザインのスタッフブログ。今回は少し息抜きに、オススメの音楽を紹介してみようと思います。

実は、それからデザインのスタッフは音楽愛好家が結構多いんです。 かくいう僕も結構な音楽好きを自認していて、弊社で運営しているコワーキングスペース「TURN harajuku」の音楽もセレクトさせてもらったりしています。

昔からジャンルを問わずさまざまな音楽を聴いてきたのですが、最近は昔に比べて、仕事や制作に集中している時に音楽を聴くことが多くなってきました。そこで、選ぶ音楽も自然と激しいものではなく、落ち着きがあって、気持ちを整え静かにしてくれるようなものに変わってきました。

今回紹介するのは、僕がこれまで聴いてきたなかでも特に「落ち着くなあ〜」と感じたアルバムです。

気持ちのバランスを整えてくれるグッドミュージック

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「Spazieren」
Hening Shumidt(ヘニングシュミート)

ドイツ人ピアニスト、Hening Shumidt(ヘニングシュミート) が2011年に発表した通算3枚目のソロアルバムです。

“Spaziren”はドイツ語で”散歩”という意味らしいのですが、そのタイトルどおり晴れた空の下を軽快に歩いているような、爽やかな作品です。

ヘニングのバックグラウンドはJAZZなんですが、このアルバムに関してはどちらからというとクラシカルな作品です。ただ、クラシックのような重さはなく、軽やかな曲が多いので、29曲全編を通して聴いても疲れることがありません。また、ポジティブなメロディーが小気味よく展開していくので飽きることがない、という点も特長だと思います。

集中していても邪魔することのない音楽で、かといって単なるBGMでもなく、集中して聴くと味わい深く聴こえてくる。本当に素晴らしい作品です。

音楽とキャラクター

前述のとおり僕は音楽好きで、昔からいろいろなジャンルの音楽を聴いてきました。 その結果、最近では好きな音楽のジャンルを聞くと、その人の趣味嗜好が分かるくらいになってきました。「本棚を見ると、その人がわかる」なんてことがよく言われますが、音楽も同じだなと思います。

弊社が取り組んでいるWebブランディングでは、クライアントと一緒にブランドを構築するワークショップを行っているのですが、その中でクライアントが扱うサービスや製品のターゲットをペルソナとして人格をあぶりだすというものがあります。

そこでも音楽好きな僕たちはペルソナが読んでいそうな雑誌や好みそうなファッションのほかに、必ずペルソナが聴いていそうな音楽を設定します。
人のキャラクターを性格や言葉だけで表そうとしてもなかなか表しきれないのですが、好きな音楽を設定すると、急にキャラクターが生き生きとしてきて、ペルソナがはっきりすることがあります。そんな時、音楽は人の世界観やキャラクターをつくる一つの要素なのだなと感じます。

ちなみに弊社の採用面接では「好きなミュージシャンは誰ですか」という質問を必ず出しています。もちろんそれだけで採用を決めることはないですが、初めて会った人のキャラクターを掴むには有効な質問です。

この記事を書いた人

永井史威

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