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ウイルス対策ソフトで、コンピュータウイルスをブロックしよう!

先日の記事「コンピュータウイルスって、一体なに?」で、コンピュータウイルスと感染経路、起こりうる危険についてご紹介しましたが、今回はウイルス対策ソフトについてご紹介したいと思います!

インターネットの歴史とともにウイルス対策ソフトも進化を遂げ、様々なメーカーが多様な商品を発売しています。現在では、多様化したデバイスに対応するため、クラウド化されたソフトが増えてきました。
よく知られているいくつかのソフトについて、特徴や参考価格をまとめてみたので、未購入の方はこれを機に検討されてみてはいかがでしょうか?

ソフト名 特徴 価格目安
ESET セキュリティソフト キヤノンITソリューソンズが発売したセキュリティソフト。「動作の軽さ」と「ウイルス検出率の高さ」を両立したセキュリティソフトです。特に、未知のウイルスに対する検出力が非常に高いです。 また、他のセキュリティソフトにあまり無い機能として「ESETアンチセフト」が搭載されており、パソコンを紛失してしまった際に、パソコンの位置情報や、パソコンに搭載されているWebカメラで撮影した画像などを取得することが可能です。 6000円程度/1年版  6000円程度/3年版
ノートンセキュリティ 世界シェアNo.1。アメリカのシマンテック社から発売されている人気商品です。マルウェア対策、個人情報保護、保護者機能など、あらゆる機能を搭載しており、完成度の高いセキュリティソフトです。 動作も比較的軽く、アイドル時に定義ファイルのアップデートやスキャンをする「ノーストレススキャン」を行なうため、日々の作業の邪魔にもなりにくいのが特徴。 2014年発売バージョンから、WindowsだけでなくMac、Android OSへもインストールできるマルチデバイス対応となり、商品名も「ノートン セキュリティ」となりました。価格はやや高めですが、マルウェア感染に細心の注意を払う人には良い製品とされています。 7000円程度/1年版  13000円程度/3年版
ウイルスバスタークラウド トレンドマイクロから発売されている対策ソフト。ウイルス対策だけでなく、不正なWebサイトへのアクセスや個人情報の漏洩防止に強いことが特徴です。ネットサーフィンを頻繁に行なう人や、SNSをよく使う人にとっては、危険なサイトからのウイルス感染防止やURLフィルターなどの機能が安心です。 また、PCの操作方法や他社ソフトの使い方などを365日、AM9時~深夜0時まで対応してくれる「ウイルスバスタークラウド + 保険&デジタルライフサポート」という製品があるのも特徴的。パソコン初心者の方にとってはありがたい機能ですね。 5000円/1年版  12000円程度/3年版
マカフィーオールアクセス 1ユーザーが使用する範囲内であれば、パソコン、スマホに何台でもインストールすることが可能なセキュリティソフト。そのため、パソコン、スマホ、タブレットなど、複数台所有している方には大変お得です。アメリカのマカフィー社(インテル子会社)が発売しています。 テレビやデジカメ、ビデオやHDDプレーヤーなど、多くの電化製品にインテルのチップが搭載されているため、今後本格化すると言われるIoT(テレビやデジカメ、ビデオやHDDプレーヤーなどをインターネットに接続する流れ)に向けて、強みを発揮していくのでは…と言われています。 5500円程度/1年版
カスペルスキー マルチプラットフォーム セキュリティ 高性能なスキャンエンジン、ファイアウォール、ネットバンク保護機能、脆弱性ブロック機能などを搭載し、安心して使えるセキュリティソフトです。 ネットバンクやショッピング利用時に不正送金するマルウェアや、身代金型ウイルス(ランサムウェア)など最新の脅威に対して、高いレベルでPCを保護することが可能です。 2015年版では、これらの脅威に対抗する機能が、さらに強化されています。 Windows、 Mac、Android OSへインストールすることが可能で、店頭販売のパッケージ版は台数制限あり、ダウンロード版では台数制限なしです。 7000円程度/1年版  12000円程度/3年版

※ 各ソフトは主に1年版か3年版かによって価格が異なり、また、オプションプランやキャンペーン価格などもございますので、実際に購入を検討される際は、各商品のサイトをよくご覧になってご検討ください。

いかがでしょうか?
お持ちのデバイス(パソコン、スマホ)やOS(WindowsかMacか)によって、適したソフトは異なるため、特徴や価格を比べながら、あなたのインターネットライフを守る対策ソフトを探してみてくださいね! 多くのソフトが「無料体験版」を用意しているので、操作感を確かめるために一度体験版で試してみるのもオススメです。

また、世の中には無料のソフトもありますが、スパムメール対策がなされていないなど、セキュリティレベルが低いものもあるので、無料ソフトを検討される場合は十分に機能を確認する必要があります。

「ウイルス対策ソフト 比較」などで検索すると、ソフトの特徴や価格、対応OSなどを詳しく紹介しているサイトもあるので、さらに詳しく知りたい場合は、検索してみてくださいね。(例えばこんなサイト→http://thehikaku.net/security/hikaku.html

この記事を書いた人

佐山祐紀

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